施工管理職から未経験で経理になった方にお話を聞きたい
ということで、「20代の時に工事現場の施工管理職から経理に転職した男性」のSさんにインタビューしました。
未経験からの経理転職だと、前職での経験やスキルをどうアピールするかが重要になってきます。
同時に経理経験者と比べて足りない部分をどう補うか（資格、動機など）も鍵になります。
・経理への転職で活かせた資格や経験
・経理をめざした理由（志望動機）
・具体的な転職攻略のコツ
実際に転職に成功された方の意見はとても参考になる部分が多いです。
今回はSさんを徹底的にインタビューしてまとめてみました。
目次
施工管理から経理をめざした動機について
経理になる前はどのような会社にお勤めされていましたか？また経理に転職した年代も教えてください。
大学卒業後に就職した会社は土木関係の備品の製造と施工を実施する会社でした。20代で転職しました。
もともと、大学生時代は化学を専攻していたため、それを生かして製造関係の仕事を志しましたが、施工側からの異動が叶わず転職を決意しました。もともと、裏方として働くのが性に合うと思っていて、PCでのエクセル等の操作も得意だったため経理になろうと思いました。
筆者も「裏方気質だから経理に興味がある！」という動機から始まりました。
続いては経理への転職活動に関して、より具体的なお話しを聞いていきます。
経理をめざすのに利用した転職エージェントは？
アデコ株式会社・ワークポート・リクルートエージェントです。
3つのうち、経理への採用が決まったエージェントはどれでしょうか。
ハイクラス・ミドルクラス層の転職で評判が高いアデコのSpring転職エージェント。
公式サイトはこちら：
https://www.springjapan.com/
アデコさんからは何社程度紹介されましたでしょうか。
紹介された求人の中で実際に応募した案件は何社でしたか？
比較的求人の紹介数が多い印象です。
担当となったエージェントさんはどんな方だったでしょうか。
外見としてはスーツが似合う20代後半の女性でした。丁寧な言葉づかいで話し、聞き上手な方だと思いました。また、仕事に対して熱心に取り組んでいる印象で、こちらの要望をしっかり汲み取ってくれました。
若くても質の高い担当者だったご様子。
とある会社について書類選考が通り、面接を受けたのですが、その面接がいわゆる圧迫面接でした。
面接を受けた後、転職エージェントに、その会社への就職を希望するかをメールで回答する必要があったので、圧迫面接を受けた旨と希望しない旨を伝えました。すると直ぐに転職エージェントから電話がかかり、メンタル面の心配をいただきました。
手厚いサポートで親身に寄り添ってくれたのですね。
逆にここは良くなかったという点を率直に教えていただけますか？
採用につながった転職エージェントについては、特に残念だった点が見つかりません。
なるほど。では他の転職エージェントはどうだったのでしょうか。
採用につながらなかった転職エージェントについては、こちらの希望に沿わない案件の紹介が多く、メールでのやり取りを希望しているにも関わらず、直接電話をかけてくることが多かったです。電話に関しては、遅い時間にかかってくることもあったので困りました（熱心といえば熱心かもしれませんが）。
電話のタイミングは難しいですよね。仕事中だと出にくいし、遅すぎても困ります。
どの企業も自分のところで転職させようと熱心になり、電話で直接話したかったのかもしれません。（不明）
転職してみた中で、何か予想外だったみたいなお話はありますか？
転職エージェントを利用してみて、予想外だったことは、自分が転職したい職業と自身の経歴や資格によって、そもそも転職エージェント側で転職希望者として登録を受け付けないこともある点です。
とある転職エージェントでは経理に転職したいと伝えた際、この経歴では、どの会社も紹介できないと言われました。よくよく考えれば、転職エージェント側は、成功させないと売上が立たないので、今思うと納得しています。
なるほど。特に経理では経験者が優遇されるので、転職エージェントによっては紹介すらしないところもあるのかも知れません。
未経験から経理になるのが難しい理由の1つとして、この経験者優遇があげられます。
転職エージェントによって紹介してくれるくれないがありそうですので、時間を無駄にしないためにも利用するエージェントの選定は重要になるでしょう。
アデコのSpring転職エージェント：
https://www.springjapan.com/
それでは、転職に役立った実務経験や資格について深掘りしていきます。
経理への転職の際に役に立った資格や実務経験
転職をした際は、日商簿記2級を保有しておりました。
前職をやめて経理として転職するまでに取得いたしました。
ありがとうございます。では次に前職での実務経験で経理の転職に活きたものはありましたか？
前職では工事現場の施工管理を実施していました。工事現場での施工完了後に自身の会社や監督会社（ゼネコン等）に施工に関する報告書を提出する必要がありました。それに伴い、報告書の書き方や、施工データの管理に加え、エクセルやワードの知識が身に付きました。
経理でもデータの管理、報告書の提出はともに重要な仕事内容になります。
ExcelやWordもよく使うため、そのご経験とスキルを採用の時に評価されたことが伺えます。
最後になりますが、経理になってよかったことはありますか？
経理になってよかったことは、お金の知識や会社全体の流れを把握でき、その知識は自身のライフプランにも生かせたことです（資産形成など）。職場の周りの人がお金に関するプロであるため、資産形成などの知識は自然と高められます。
まとめ：経理になるなら自身に合う転職エージェントを選ぶべし
もう一つだけ、未経験から経理になる方へ何かアドバイスなどあれば頂きたいです。
転職エージェントによって、得意な分野が異なる印象です。私がアデコ株式会社を利用したのは事務系の転職に強いという口コミがあったからです。自身に合う転職エージェントをしっかり選ぶことが大事だと思います。
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当記事には他の方の「未経験からの経理転職」インタビュー記事も多数掲載しております。
特にご自身と環境の近い方の記事を参考にしていただけますと、良い転職のキッカケがつかめるかもしれません。
ぜひご参考にしていただけるとうれしいです。
院キャ
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