こんな質問にお答えします。
今回はハローワークから最速で経理の求人に応募して面接を受ける方法を解説します。
筆者は実際にこの方法で2つの求人の面接を即取得できました。
初めてハローワークに行った日にその場で面接予約を取ることができました。
ハローワークでの滞在時間は30分も無かったです。
コツはハロワを訪問する前に一つステップを踏むだけなのでとても簡単です。
求人サイトから経理の仕事を探す
ハローワークから最速で経理求人の面接を入手する方法はシンプル。
それは訪問する前にハロワの求人サイトを使うことです。
こちらがハロワの求人検索ができるサイトです。
このサイトで希望求人の絞り込みを行っていきましょう。
絞り込みのポイント
経理求人を絞り込む際のポイントはこちら
- 最初は好きなように絞り込む
- 求人数が少なければ絞り込みを緩める
- 詳細検索条件も活用する
- 未経験なら「必要な経験等 不問」の部分をチェック
絞り込みに関しては、希望条件をメインに選び、徐々に緩めて求人数を見ていくのがおすすめです。
「必要な経験等 不問」の部分に関しては、経験が経理経験でない可能性もあります。
なので求人が少ない場合は外して確認してみてください。
希望の求人が見つかった場合
希望の求人がみつかったら「求人番号」を控えます。
実際に筆者はこの求人番号をメモしてハロワを訪問しました。
職員さんに求人番号を伝えると、簡単に求人状況や条件の判断をしてから企業へすぐ電話で連絡してもらえました。
また求人番号を控える際は下記を意識しましょう。
- 企業名やその他の情報も少しメモ
- 優先順位を付けて複数個の求人をメモ
- 近場のハロワが受理所に指定されていない求人もメモ
求人番号以外の情報もあれば、職員さんも確認がしやすいです。
また、掲載されている企業がまだ求人を募集しているとは限りません。
筆者自身それが理由で何個かの企業にはつなげてもらえませんでした。
すでに求人が打ち切られたものも掲載されている可能性があるので、できるだけ多くの「求人番号」を準備しましょう。
最後の、受理所が近場のハロワに指定されていないものも選ぶ、というのも重要です。
つまり近場のハロワで、指定受理所が違うハロワの求人も紹介してもらえるということです。
なので受理所の場所関係で仕事を選ぶ必要はありません。
場所に関しては職場が通える位置にあるかという点に絞って見るのが良いです。
ハローワークにいこう
求人番号をメモしたら実際にハローワークを訪問しましょう。
メモを見せることで、その求人の現在の状況や、ご自身の経歴と求人の条件を比較してくれます。
経歴などと求人の条件を比較して、合致していれば応募に進めてもらえます。
以上がハローワークで即経理求人の面接に進む方法です。
なお筆者はこのようなやり方で即面接に進めましたが、すべての施設、職員が同じように対応してくれるとは限らない点だけご了承ください。
ハローワークと転職エージェント(サイト)の比較
ハローワークにはメリットもデメリットもあります。
ハローワークと転職エージェントを並べて分かりやすく比較してみました。
経理の求人にも強い総合型エージェントであるdodaさんを比較対象にしてみたのでご覧ください。
ハローワーク | doda | |
---|---|---|
求人数 | 926496件 | 91732件 |
経理の求人数 | 15130件 | 2809件 |
ブラック企業率 | 不明 | 低い |
求人の年収 | 低い | 高い |
求人の情報量 | 少ない | 多い |
採用難易度 | 普通 | 高い |
施設 | 全国どこでも | オンライン |
求職の手当等 | ある | ない |
採用対策 | ある | ある |
利用料 | 無料 | 無料 |
サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
※ハローワークは2021/8/4(水)時点の一般求人データ。
ハローワークはこのように求人数が圧倒的に多く、全国どこでも求人を見つけることができます。
筆者は両者とも利用経験がありますが、年収や採用難易度などは筆者個人の印象も含まれています。
転職エージェントは質の低い求人を紹介しないように、紹介する企業を審査することが多いです。
また転職エージェントやサイトでは紹介料や掲載料が発生するので、ある程度余裕のある企業が求人を掲載します。
一方ハローワークはどの企業でも無料で求人を出すことができ、違法な場合をのぞいて求人掲載を断りずらいという特徴があります。
ハローワークに否定的な意見が多いのはなぜか
ハローワークに対し批判的な意見を言う人は多くいます。
ですが中には実際に利用経験のない人の意見も多いです。
特に発言力の大きな意見ほどそうした傾向が強いという印象があります。
ハローワークのデメリット部分のみを挙げて他のサービスに誘導する方法は多く見かけられます。
確かにブラック企業は多いですが、ホワイトな企業もあります。
ハローワークの傾向をより正確に言えば「中小企業が多い」というのが適切だと筆者は思います。
ハローワークの求人は、記載された内容と実際の労働条件が違うということも少ないです。
こちらの厚生労働省のサイト記事では、求人内容と実際の労働条件の違いに関係する申告数は年々減少傾向にあることが分かります。
平成30年度のハローワークにおける求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る申出等の件数が4年連続で減少しました
ハローワークは国がこうして改善に向けて対応しており、日々進歩しているので、求人情報の正確さには一定の担保がなされています。
まとめ:ハローワークがあるから安心できる
まとめるとこうなります。
本記事のまとめ
- ハロワの求人サイトをのぞいてみよう
- 求人番号を複数控えておこう
- 転職エージェントとの違いを知ろう
- ハローワークは悪い面ばかりではない
就職活動中にハロワは日本の宝だと筆者は感じました。
「ハローワークでなら職を得ることができる」という安心感は、とても大きなものでした。
有効活用することができれば、良い職場を見つけることもできるでしょう。
当サイトでは経理への適性をチェックできる記事もありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
【適性検査】経理の仕事に向いている?8つの性格と特徴で決まる!