こんな疑問にお答えします。
実際に経理として働き始めて感じたやりがいを5つにまとめました。
こちらです。
経理のやりがい5つ
- 経営のすぐそばで働ける
- 企業の数字を分析できる
- 専門性の高さで頼られる
- 数字を合わせると達成感がある
- 簿記の勉強が実務に直結する
この5つのやりがいを日々の業務の中で感じています。
やりがいは仕事のモチベーションにもつながります。
モチベーションがあるとその仕事に対し真摯に取り組めることができ、成長速度にもつながります。
5つのやりがいを自分にあてはめてみて、経理でやっていくことができるのかイメージしてみましょう。
【デメリット5つ】スタディングの口コミ・評判は悪い?ガチ調査してみた
経理のやりがい5つ
ではそれぞれについて、具体例と共に解説していきます。
みなさん自身がやりがいを感じる場面をイメージしながら読んでみましょう。
①経営のすぐそばで働ける
経理は会社の収支を管理する仕事です。
つまり現在時点の収支情報などを最前線で知ることができるポジションです。
先日こんなことを聞かれました。
このように会社の収支に関する見込みをしばしば尋ねられます。
それもそのはず、会社の数字を一番把握しているのは経理だからです。
提示した情報が経営陣の意思決定に活かされていきます。
会社の規模や担当部署などによって求められるものは変わります。
筆者は中小企業の経理で全般の経理業務に関わっているため、早くからさまざまな情報を求められました。
このように数字で経営判断に関われるのは大きなやりがいです。
②企業の数字を分析できる
自社の数字を管理するので、当然それを分析することもできます。
先月と比較してどうかや、どこの利益率が高いかなど、簡単な経営分析をするのも経理の役割です。
そうして分析した情報は、営業部に参考にされることがあります。
このように数字を元に意見ができるので、説得力のある発言ができます。
数字を元にした意見は客観性があるので、年齢や立場に関係なく聞き入れてもらえます。
数字の分析を参考にしてもらえるのは経理の特権です。
③専門性の高さで頼られる
経理は専門性の高い職業です。
会計という分野では、会社の中で誰よりも詳しい人たちです。
筆者は経験が少ないので、正直なところ重要な判断材料にはされていないと考えています。
ですがとりあえず会計目線から意見を求めると安心する、みたいな部分はあるのかと思います。
①と②で情報が聞かれるのもこうした専門性の高さがあるからでしょう。
④数字を合わせると達成感がある
よく耳にする話かと思いますが、本当です。
というのもここで苦労することが多いからです。
筆者の場合、難しい仕訳などは貸借が一発で合わないことがしばしばです。
1から全部見直す羽目になり、大変です。
ですが苦労の分だけ、貸借が合致したときの達成感は大きいです。
この達成感は定期的に訪れるので(つまり定期的に大変ですが)経理のやりがいにもなります。
⑤簿記の勉強が実務に直結する
経理は簿記の知識を最大限活用できる仕事です。
仕事で分からないところがあれば、多くは簿記知識の不足が原因です。
もちらん知識だけでなく実務での経験や慣れも重要です。
ですが簿記知識は経験や慣れなどを促進してくれます。
簿記を勉強していくことがそのまま実務でできることを増やしてくれるのです。
簿記に限らず、Excelや総務系の知識なども経理の仕事に貢献してくれます。
勉強が役立つ仕事はやりがいになりますし、個人的な勉強のやりがいにもつながるという相乗効果があります。
経理の仕事でやりがいを感じない部分
さて、やりがいを感じる部分をご紹介しました。
残りのほとんどの業務では特にやりがいを感じません。
椅子に座ってパソコンをいじったり、資料をあれこれするような単純作業はとくにやりがいはありません。
ですが個人的には大きなストレスがないです。
やりがいはないがこれだけでお金を頂けるのはおいしい、という作業が過半数です。
まとめ:やりがいなんていらない
経理のやりがいをおさらいします。
まとめ:経理のやりがい5つ
- 経営のすぐそばで働ける
- 企業の数字を分析できる
- 専門性の高さで頼られる
- 数字を合わせると達成感がある
- 簿記の勉強が実務に直結する
仕事のやりがいは、長いキャリアの中で大事な要素となります。
経理を目指す方は、これらのやりがいを自分に当てはめてみましょう。
充実した働き方ができそうだと感じたら、経理を目指す良い判断材料になるでしょう。
でも正直、やりがいより適性の方が重要だと筆者は感じます。
夢を追うより、職場環境や職務内容への適性を考えて選ぶ方が、仕事の充実感にもつながるでしょう。
【適性診断】経理の仕事に向いている?8つの性格と特徴で決まる!